本の自炊 仕事の効率化

スキャナーDS-570Wを1年半使用してのレビュー

DS-570Wの画質はどうなの?

DS-570Wでは75dpi~1200dpiまで画質(解像度)の選択ができます。

今回はこちらの松本清張さんの作品「点と線」をつかって画質(解像度)の検証をしたいと思います。

表紙の比較

この表紙を200dpi(低解像)、600dpi(中解像度)、600dpi(高解像度)に分けて3回スキャンしました。
※クリックで拡大します。

200dpiと600dpiでは、明らかに600dpiの方がきれいにスキャンできているのがわかります。600dpiと1200dpiでは1200dpiのほうがわずかに線がくっきりみえるようになっています。
私はいつも600dpiでスキャンをしていますが、より高解像度で本をスキャンをしたい方は1200dpiでスキャンをすれば、不満なく使えると思います。

文字での比較

200dpi

600dpi

1200dpi

200dpiと600dpiでは明らかに画質が違います。600dpiと1200dpiではそこまで大きな違いはないように感じます。

600dpiあれば実用に耐えうる画質でスキャンが可能です。また、DS-570Wではさらに上の1200dpiでのスキャンも可能です。

スキャン速度はどうなの?

600dpiでの速度がこちらです。1200dpiでもあまり変わりませんでした。

200dpiだとかなり速いです。

高画質でスキャンする必要がない場合は200dpiでスキャンすると時間短縮になります。

耐久性はどうなの?

スキャナーはメンテナンスが必要

スキャンを繰り返していると、裁断した時についた紙の粉やほこりが付着して給紙不良や品質不良の原因となります。

私は1年半で200冊以上の書籍をスキャンしています。メンテナンスは時々内部のほこりを取り除く程度で専用のクリーナー等は使用していません。
最後にほこりを取り除いてから1ヵ月以上たったDS-570Wの内部がこちらです。

写真ではわかりにくいですが内部の表面にうっすらと白い紙の粉がついています。スキャン品質を保つためには時々スキャナー内部をクリーニングしてあげる必要があるでしょう。

DS-570W説明書には「5000枚のスキャンを目安にスキャナー内部をクリーニングしてください」とありますが、現在そこまで高頻度にクリーニングはできていません。2~3ヵ月に1回程度でしょうか。ただ、購入して1年半たちましたが、今のところスキャン品質が下がることなく何の問題もなく使用できています。

DS-570W排紙トレイのにおける失敗

私は、一時期DS-570Wを床に置いていた時期がありました。排紙トレイを出しっぱなしにしていたところ、排紙トレイを踏んでしまい折ってしまいました。

幸い排紙トレイが折れたところでスキャンには全く影響はないのですが、折れた排紙トレイをみると悲しいです。
みなさんもスキャナーは机の上に置いて、スキャンし終わった後は廃止トレイを収納しましょう

まとめ

・画質:DS-570Wにおける600dpiの設定で十分きれいにスキャン可能。さらに上の1200dpiも設定できる!
・速度:600dpiを基準に考えると200dpiでは早い。画質よりも早さを優先するときは200dpiで。
・耐久性:1年半使用しているが問題なし。メンテナンスは必要。

自炊を始めようと思った方は下のリンクをご参照ください。
>スキャナーのある生活1【はじめに】
→なぜ自炊をするのかについて
>スキャナーのある生活2【準備・設置編】
→スキャナーで自炊をするにあたり必要なものを説明しています。また、DS-570Wのパソコンでのセットアップ手順も解説しています。
>スキャナーのある生活3【裁断編】
→スキャナーで本を取り込めるようにするために、本を裁断する手順を解説しています。
>スキャナーのある生活4【スキャン編】
→DS-570Wでの実際のスキャン方法を解説しています。

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