PK-513LNとは
PK-513LNとは本などの紙の束を切るためのもので「裁断機」と呼ばれるものの一つです。
PK-513LNの特徴
PK-513LNの4つの特徴をお示しします。
①約1.5cmの紙の束を1回で裁断できる

一度に切ることができる紙の束が多ければ多いほど裁断は楽になります。そのため、1.5cmの紙の束を1回で裁断することができるPK-513LNでは裁断の作業が楽です。
②光で裁断する場所を表示してくれる
赤い光で裁断する場所を表示してくれます。自分が切りたい箇所を確認できるので裁断位置のずれを防ぐことができます。

③2重のロック機能で安全性が高い


[図:ロック機能]
④比較的刃を交換しやすい
→刃の交換に関しては下記の記事で取り上げていますのでご覧ください。
>>PK-513LNの替刃交換を解説 古い刃の取り出し方
>>PK-513LNの替刃交換を解説 新しい刃の取り付け方
PK-513LNを1年半使用してのレビュー
PK-513LNを購入して裁断にかかる時間が一気に短縮できました。
私は以前はカッターと定規で裁断をしていましたが、かなりの時間と手間を要していました。PK-513LNを使用してからは、一度に多くの枚数を裁断できるので非常に楽になりました。さらに良いことに、大きな刃で一気に裁断するのでカッターでの切断に比べて切断面が綺麗です。
PK-513LNのカットライン表示機能はかなり有用
PK-513LNでは赤い光で裁断する場所を示してくれるので、切りすぎや裁断位置のズレを防ぐことができます。実際に私が裁断するときも必ずカットラインを表示させて裁断位置を確認してから裁断しています。
そもそもなぜカットラインを表示する機能があるのか
カッターで本を裁断していた時代は目視で本を切る位置を確認できていたのでカットラインを特別意識することはありませんでした。
しかし、PK-513LNなどのサイズの大きい裁断機になると裁断機の構造上、カットすべき位置が暗くてわかりずらいというデメリットが発生してしまいます。それを補うためのカットラインなのではないかと私は思っています。
カットラインに頼りきってしまう
PK-513LNを購入してからカットラインはずっと使用していましたが、その存在が当たり前となっておりありがたみをあまり実感せずにしばらく使用していました。
ある時電池切れになりカットラインがつかなくなってしまいましたが、電池を買いに行くのも面倒なのでそのまま使おうとしたことがありました。
しかし、カットラインに慣れてしまっていたため、いざカットラインなしで裁断しようとすると、この位置で裁断すれば大丈夫という確信を得ることができず怯えながら裁断するという状況になってしまいました。
カットラインなしでは裁断できないようになってしまっていたのです。たとえるならば、灯台の光を失った船でしょうか...
すぐに新しい電池を購入し、カットラインを復活させました。
PK-513LNのカットラインを表示させるには単3形乾電池を2本使用する必要があり、定期的に交換する必要がありますが電池交換の苦労をはるかに上回るメリットがカットライン表示機能にはあると思います。
まとめ
・PK-513LNは1.5cmまでの紙の束を1度に裁断できるので作業効率が上がる
・カットライン表示機能は便利